2020/08/09
「ガンマウォールの過去、現在、未来」ダイジェスト
ガンマウォールのお客様、関係者の皆様へ
コロナウィルスの感染防止のため、ガンマウォールは2020年4月~5月休業をしていました。
その間、自分と向き合いながら考える時間があったので、自分がどうやってボルダリングと出会ったのか、
どうしてガンマウォールをはじめたのか、何に重きをおいて頑張ってきたのか、コロナウィルスとどう向き合ったのか、
今後のジム運営の方向性についてどのように考えているのかまとめてNoteの記事にしました。
「ガンマウォールの過去、現在、未来」というタイトルで全10話の9話まで書き上げています。
ぶっちゃけた生々しい話もしています。
ガンマウォールのお客様、関係者の皆様にはぜひ読んでほしいと思っています。
ボルダリングジムを運営している人、これから運営する予定の人にも参考になる部分があればうれしいです。
そして、ボルダリングに限らず、他の分野のプレイヤーの方と時間や場所の制約を超えてつながるきっかけになれば願ったりかなったり、
と思っています。
おおよそ以下の構成となっています。
第1話「ボルダリングをはじめたきっかけ」
自分が、どのような環境でボルダリングに出会ったのかを振り返っています。
ボルダリングがその人にとって何であるかは、人それぞれ違います。
原点を振り返ることで自分の価値観のベースとなった体験を思い出しています。
おそらく、多くのクライマーさんやクライミングジムのオーナーと違うと思います。
〜第1話「ボルダリングをはじめたきっかけ」〜
第2話「ガンマウォール始めました」
どうして自分が熊本県でボルダリングジムを開業したのか、開業の際、何を大切にしたのか、
それまでボルダリングジムで働いた経験がないことをどうやってカバーしたのか、振り返っています。
いろいろな好条件が偶然に重なったのだと改めて思います。
〜第2話「ガンマウォール始めました」〜
第3話「開業後」
開業時には、かなりの加速度をつけました。
スタートダッシュというやつです。
あまり深く考えず、新規に参入するからには、頑張らないと熊本のお客さんに評価されないはず、
という純粋な緊張感がありました。
壁の構成、ホールド、セッター、課題のバリエーション、バランスのとれたグレーディング、資金も労力も気合も全力投球でした。
今から振り返ると「青いな」と思うことがたくさんあり、老舗のRanchさんの背中を遠く感じていました。
オリンピックの正式種目化で顧客層が一気に拡大して華やかな時代でした。
〜第3話「開業後」〜
第4話「マーケティング」
商業ジムとして運営をするからには、常に新しい顧客を見つけていかなくてはなりません。
ウェブもリアルも広告やマーケティングは一からの勉強でした。
マーケティングやブランディングこそ、ジムオーナーの個性が出るところかと思います。
自分のジムの強み弱みの把握、想定する顧客層の明確化、
顧客に対して何をアピールしていくのかという方向性はとても大事だと思っています。
〜第4話「マーケティング」〜
第5話「ルートセット」
クライミングジムにとって課題の作成はレストランでいうメニュー作りで、とても重要な業務です。
クリエイティブで夢のある業務だと思っています。ほぼ未経験からどうやってスキルを身に着けて行ったのかを振り返っています。
人気のある「専業ルートセッター」は共通して「コミュニケーション能力」が高いです。
オーナーやジムのお客さん、コンペの参加者が何をどう思って、何を期待しているのか、
それを限られた時間と予算でまとめあげていくには「コミュニケーションスキル」が重要だと改めて思います。
〜第5話「ルートセット」〜
第6話「コンペ」
当初「熊本でコンペはニーズが無い」と言われていたのに、始めたきっかけとその後の展開を振り返っています。
ジムによってスタンスは違いますが、ガンマウォールは外岩もスポーツクライミングも幅広く対応するスタンスを取り続けています。
〜第6話「コンペ」〜
第7話「上通店」
ガンマウォールは小山店と上通店の2店舗展開でそれぞれの狙いや実現してきたことは異なります。
第6話までは主に小山店の振り返りが中心だったので、第7話では上通店らしさを振り返っています。
あのこじんまりした雰囲気、個人的にはとても好きです。
〜第7話「上通店」〜
第8話「分散型ネットワーク」
地方中堅都市である熊本は東京や大阪といった大都市とは異なります。
従来、ガンマウォールは東京や大阪で人気のあるジムを追ってきましたが、
「地方ならでは」という視点で「どうするべきか」を冷静に考えるようになりました。
そこでたどり着いたのが「分散型ネットワーク」という考え方です。
もともとクライミング業界のなかで「オリンピックバブルがはじけたらどうするの?」という議論がありましたが、
それに対する答えの一つにもなると思っています。
〜第8話「分散型ネットワーク」〜
第9話「コロナウィルスと向きあう」
コロナウィルス、正直、辛いです。
マスメディアの各種報道からは「しょせん遊びだから引っ込んでろ」という心理的プレッシャーを日々感じざるを得ません。
実際そうかもしれないと思うとこれが一番つらいです。
もちろん来客者数の減少、売上の減少全てが辛いです。そうした中で、何を考えてどう行動したのかを振り返っています。
今後、向かうべき方向性についても確認が出来ました。
〜第9話「コロナウィルスと向きあう」〜
第10話 未完
まだ執筆していません。
9話まで書いたことをきっかけに、いろいろな人と話したり、これから社会がどう変わるのか、
その中で何をしていくのか、その根源的な問いをもっと突き詰めてから答えを出そうと思っています。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
これからもガンマウォールをよろしくお願いします
(文責・シスイ)